2006年 11月 17日 ( 1 )
『父親たちの星条旗』
クリントイーストイーストウッド監督が、こう言ってました!「娯楽を求めるなら、ほかの映画をお薦めします」と・・昨夜のNHK「クローズアップ現代」の番組の中での言葉です!
硫黄島の戦いを、アメリカ側そして日本側の両方から見た2部作の映画についてのコメントです。

その通りでした。
昨日、「父親たちの星条旗」を観てきました。戦争のもたらす悪、狂気それがどれだけおぞましいものか!それを重く強く感じる内容でした!
硫黄島の頂上に星条旗を掲げる写真・・それはアメリカ人にとってアメリカの強さそして勝利の象徴となるのですが、その写真に写っていた兵士のうち3人が生きて帰国するのです・・
そしてその3人が、英雄として祭り上げられ、国気高揚ため利用されていくのです。
国の都合で英雄に仕立てられてしまった3人の苦悩を中心にストーリーが展開していきます
 硫黄島でのシーンそして帰還してからのシーンそして現在と・・入り乱れながら進んで行く流れは、理解するまでに時間を要しました!!ラストに近づくにつれそれらのシーンがつながっていく・・・そんな感じでした・・
ショッキングな戦闘シーンがフラッシュバックのように随所に登場し・・それは壮絶で残酷でこの世の地獄図のようでありました。実際この戦闘で、アメリカ兵6800名余、日本兵にいたっては、20000名余の命が失われたと言うのですから。。筆舌に尽くしがたい思いです!
英雄にされてしまったアメリカ兵の言葉が印象的でした
「私は、ただ、たまをよけてきただけ・・硫黄島で自分が見てきたこと、してきたことに、誇れるものなどひとつもない・・自分は、英雄などではない!」と・・この言葉に戦地で戦ってきた人間の苦悩が凝縮されていると思いました!
戦争とは無駄な戦いであり誰も勝者にはならないのです。人々の心に深い傷を残すだけなのです・・・監督は、そんなことを伝えたかったのだと・・思います
「若い人に見てもらいたい」というクリントイーストウッドの願いは、この世界から戦いを無くしていきたいという強い願望なのでしょう・・

さあ、次は日本側から見た硫黄島の戦い・・・『硫黄島からの手紙』を観なくっちゃ!
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by manapy5 | 2006-11-17 12:04 | 映画 ドラマ TV Book